「なつかしの20世紀」タイムスリップグリコ 第2弾

第1弾から約半年、私の中からはすっかり忘れ去られていたタイムスリップグリコであったが、9月のある日、店頭に並んでいる第2弾を見た途端、私は半年前の自分にタイムスリップさせられたのだった・・・。

驚愕のクオリティ「ナショナルステレオHE-3000」

今回は、タイムスリップグリコ第2弾専用の「コレクションBOX」も同時発売され、いやが上にも全部揃えたいという欲求を高めさせる。前回はちびちび買ったがためにダブリが多くなったような気がしたので、今回は短期間でケリを付けた。いわゆる箱買いだ。しかし、結論から言うと、箱買いしても中身に結構偏りがあったため、あまり意味はなかった。

鉄人28号シリーズ(左から「胸像」、「誕生」、「サターンの暴走」、「バッカスの空中戦」、「正太郎の追跡」)
のりものシリーズ(左から「スバル360初期型」、「ホンダF-1」、「スカイライン」、「東京都営トロリーバス」)
くらしシリーズ(「足踏みミシン」、「ニコンF」、「ナショナルステレオ」、「学校給食」、「ちゃぶ台と朝ごはん」)

 ラインナップは前回と同じく、「鉄人」、「のりもの」、「くらし」の各シリーズ5種類ずつの全15種ということになっているが、かなりの割合でシークレットが出るため、前回同様15種類ではすまないことはすぐわかる。シークレットがたくさん出るおかげで、ノーマルの収集に支障をきたすほどだ。

鉄人カラー版
それぞれ左がノーマル、右がシークレット(トロリーバスの右は初期バージョンらしい)

なんとか全種と思われる25種を集めてコレクションBOXに入れて悦に入っていたところ、第2弾にはもう1種あることを知った。スバル360のクリーム色バーションが、小学館のラピタという雑誌のオマケについてくるというのだ。スバル360でクリーム色と言えば誰もが一番先に思い浮かぶ色だ。背後の大人の事情を若干感じつつも、謎の雑誌ラピタを買わずにはいられない私であった。

さすがにキャラメルまでは付けられなかったラピタ

ラピタにはスバル360の他に在庫処分と思われる第1弾のオマケも入っていたが、うちにも第1弾の在庫はあるのでそれほど嬉しいものでもなかった。スバル360の方は、よく見ると色の違いだけではなく、形もかなり違っており、特別定価880円に見合うかどうかは微妙だが、それなりに意味のあるものだろう。本体の雑誌の方は、オマケが付かなければ買わないような内容なのだが、以前より興味のあった中国の工場の様子が載っていたのはよかった。

単なる色違いではないスバル360(左がラピタ版)

ラピタによると、第3弾は来年1月。鉄人シリーズはウルトラシリーズに代わるようだ。正直言って私の場合、衣笠以外の鉄人にはまったく思い入れがなかっただけに、この変更は大きそうだ。

右がノーマルセット、左がシークレットセット

2002/10/14

グリコ タイムスリップグリコ第2弾 定価:200円

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