結局どうだったの?最近の流体軸受けHDD
「Maxtor DiamondMax16 4R120L0」
昨年末、在庫がなくて買えなかったMaxtorのDiamondMax16 120GB(4R120L0)だが、ファイル保存用としてまたHDDが欲しくなったので、結局買うことにした。3月現在では在庫も潤沢になっており、価格も順調に下がっている。安さのSamsung製にも迫る勢いで、GB単価100円も目前だ。
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とても普通な外観。
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5400回転ということもあり、スペック的にはそれほど見るべきところはないのだが、巷では静かで熱くならないと評判だ。実際に使ってみるとアクセス音はコリコリコリとわずかに聞こえる。耳を近づけないと聞こえないようなレベルではあるが、音がしないという印象(あくまで印象)だったBarracuda
ATA Vとは少し異なる。温度の方は、触った感じでしかないが、確かにあまり熱くはならないようだ。
パフォーマンスはBarracuda ATA Vと比べてしまうとそれなりに低いが、5400回転であることを考えると十分だ。非圧縮のビデオキャプチャーでもしない限り特に困ることはないだろう。
Benchmark |
DiamondMax16(L) |
Barracuda
ATA V
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Drive Index
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26715kB/s
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29165kB/s
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Buffered Read
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81 MB/s
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84 MB/s
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Sequential Read
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38 MB/s
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42 MB/s
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Random Read
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7 MB/s
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8 MB/s
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Buffered Write
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73 MB/s
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74 MB/s
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Sequential Write
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38 MB/s
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42 MB/s
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Random Write
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12 MB/s
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10 MB/s
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Average Access
Time
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8 ms
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6 ms
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Read
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38994
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41984
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Write
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38757
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42000
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Copy
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2966
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6124
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OS:WindowsXP, Controller:i82801DB(ICH4)
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低価格、低騒音、低発熱となると、あとは耐久性さえ証明できれば、まさにファイル保存用に適したHDDと言えるのだが、こればかりはしばらく使い続けてみないとわからないのがつらいところだ。
2003/3/16
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